(2004.9.5)

初めて来たとは思えないソウルの景色


ミョンドン(明洞)は、ソウルの竹下通りである



2泊3日という、結構強行軍だったがソウルへ行って来た。
今年は、「冬のソナタ」を筆頭とした韓流の真っ只中で、当然他人にソウルへ行く、というと「ヨン様へ会いに行くのですか?」と返事が返ってくる、という中での2泊3日は、さすがに春川(チュンチョン)までは足が伸ばせなかった。(結局ある意味冬ソノを意識した韓国行きだったが・・・)

さて、午後についたインチョン国際空港での第一印象は、そのあまりのきれいさに驚く。さすが郊外型の新しい国際空港であって、広いのなんのって。途中着陸寸前の海は、まるで大型の干潟のようになっており、その遠浅の海を埋め立てて空港を建設したのが良くわかる。

空港からリムジンバスを使って市内中心部へ。今回はソウル駅の前のヒルトンに宿をとっており、そこまではリムジンバスで約1400円と1時間。中心部までは40キロあるというので成田並に遠いかと思っていたが、そんなに遠くないようである。


ところが高速を降りて、市内に入るとやはり渋滞。韓国は日本車に似た車は多いが、日本車がほとんど走っていない。パジェロタイプの4駆が多い。

以前、韓国は一度戦争になると4駆が軍用車として徴収される為、普段は税金が安い、という記事を読んだ記憶が蘇る。

左の写真は、一見すると選挙カーだが、良く見るとただのPRの車。養毛剤かなにかのビフォアアフターのようである。ワイフと大笑いする。随分派手に宣伝をするものだ。

夕方チェックイン後は、歩いて10分の南大門市場へ。これまた狭い通路にびっしりと露店が並んでいる。道の両脇は普通のお店なのだが、真中に露店が並んでいる為、大変狭いところを通らねばならない。

衣類、海苔、乾物、眼鏡店などが並ぶが、観光客目当ての店は日本語が表示され、呼びこみが日本語で声をかけてくる。カメラ抱えて、キョロキョロ歩いているからすぐ日本からの観光客とわかる為かちょっとしつこい。ところがこれにひっかかり、夕方スーパーで買えばいいものを4倍の値段で海苔を買ってしまった。

で、アジアのどこへ行ってもある生の海鮮物を積み上げた露天も並ぶ。食べる前に火を入れてくれるから大丈夫といえば大丈夫かもしれないが、ちょっと炎天下に生物が並べられているのはひっかかるところ。


ハングルが並ぶ。ちっとも読めないが、中身は日本と変らず


南山タワーから見たソウル中心部の夜景


たちまち夜6時を回る。今夜は、早速焼肉を食したいと思い、南大門から明洞(ミョンドン)まで歩きながらガイドブックを見たりキョロキョロしたりして探すが、ハングルが読めないため苦戦。やっとミョンドンで表に写真が出ているいかにも焼肉屋さんに入るが、隣は日本人の若夫婦。やはり、写真つきの店に入るものらしい。

韓国のハイトというビールを飲みながら、カルビをたのむが、いきなりおばさんが目の前ではさみで肉を切るところに吃驚。このおばさんも日本語を少し解すらしく、日本語で注文しても大丈夫だった。

というように、ソウルは日本語が通じるし、キムチは日本より辛いがうまいしで、日本から2時間で来れるだけあってとても身近な街だった。

5日に帰国するまでの3日間という短い間だったが、ソウルを満喫した旅はまだまだ続く。この続きの話しは、次回お会いした時にでも・・・。