(2004.1.2)


香港から高速フェリーで1時間でマカオに着く
香港同様、道幅ギリギリのマンションが続く

2004年は香港で迎えた。
というと、まるで毎年海外で正月を迎えるようであるが、そうでもないから誤解なきよう。

香港国際空港に降り立つ。寒さに弱い自分にとって、正月といえども日本の4月から5月を思われせるポカポカ陽気は本当に助かる。現地の方にとっては、寒いのかもしれないが、Tシャツでも過ごせそうだ。大晦日の、間もなく年明けのためか、街はクリスマスイルミネーションが夜中だというのに輝いている。ビルのイルミネーションなどの大きさは半端ではない。50階建てクラスの高層ビルでも全体を使ってイルミネーションしているのだ。

丁度ホテルでチェックインをしている時に、2004年を迎えた。

翌日1月1日は現地のツアーに参加。ビクトリアピークに立ち、トラムに乗り、フェリーに乗り・・・、と乗り物好きには楽しいツアーであった。最後はお約束のお土産ツアーであったが、これは当然店を抜けださせてもらい、香港歴史博物館を見学。

後の夕方からの時間は街歩きを楽しむ。香港島のオフィス街と違い、一昨年行った台北と同様ここ九龍はもっと猥雑。路上に散らばるゴミ、統一感のない色、けばけばしい看板、街の臭い・・・。歩道から上を見上げると、アパートの室外機や洗濯物がいつ落下してくるかどうかわからない程、自分に迫ってくるようである。実際香港にいる間に、目の前に洗濯バサミが降ってきた事があったが・・・。

その香港のパワーが熱く感じる。ちょっと表現として違和感を感じるかもしれないが、徒競走などで、2位の自分の前を走っているのが香港。そんな感じ。

でもなぜか安心できる。
結局アジアって、自分の同類のように感じるからかもしれない。そこら辺を歩いている人は、自宅の隣のおっさんに似ているし、おばちゃんはやっぱりずうずうしそうだし、洋服のサイズは同じだし、中国語の看板は何となく読めるし。大体成田から4時間しかかからない、という近いことも良い。

4日に帰国するまでの5日間という短い間だったが、マカオ尽くめ香港を満喫した旅はまだまだ続く。この続きの話しは、次回お会いした時にでも・・・。


やっぱ香港といえば、この景色ですよねー