(2001.6.4)


仕事を求める失業生活ももうすぐ2ヶ月になろうとするが、普段は家にいて面接の連絡を待つため、読書をしたり英会話の勉強をしたり・・・。

それにしても、この未曾有の大不況の時代に職探しをするとは予想だにしなかった。この思いこみが実に甘く、資格・実績・経験なし、年齢オーバー、職歴欄に三社もある、という三重苦に頭を痛めることになる。

このITブームの時代の、私にとって初めての職探し(今までは転職先が決まっていたり、退職してもすぐ別の仕事が見つかったりした)は、ハローワーク(旧職業安定所)に求職票を提出するところから始まるのは旧来と変わらないが、インターネットを通じて転職サイトを見たり、直接その企業の中途採用募集ページを見たり、はたまた厚生労働省のページからハローワークの求人票を見たりなど自宅にいたまま仕事を探せるところがすごく便利だが・・・。

給与や業務内容をしっかり見極め、あちこちの企業の募集にエントリーするのだが、これがものすごい倍率らしい。数字は公表されていないが、およそ数十倍から数百倍だろう。残念ながら私は東大卒ではないし、MBAを持っているわけでもないし、英語は話せないし、資格もないし、等などで「貴意にそえなく、残念」メールが舞込む。ちゃんとメールが着たり、履歴書が返却されてきたのはまだ良い方で、1ヶ月以上まったく音沙汰なしの会社も何社かあり。

ハローワークに行けばものすごい大勢の若者でごった返しているのを見たり、書類審査で落とされるような日々が続くと少々気持ちが落ち込んでしまいます。

支持率80%内閣が、近日骨太の改革案を提出し、またまた失業者が巷にあふれることになっていますが、はてさてこの日本丸はどちらの大海に進むのでしょうか?