(2000.11.7)
小金井市資格審査
官庁や都道府県、市区町村などのお役所で入札に参加するには、まずそのお役所の「競争入札参加資格」を獲得しなければならない。この資格を得るための資格審査は、2年に一回、大体1週間から10日の間で行われる。今年度審査が行われるのは、東京都や23区市町村、霞ヶ関の官庁の一部など。

我が社は東京23区や都庁、霞ヶ関の各官庁などに資格を持っているが、この大不況の時代少しでも多く指名入札に参加する為には、その分入札資格を増やすために、今年は23区以外に多摩の各市の審査を受けている。

と、いうように考えている業者が圧倒的に多く、どこも申し込みが殺到し、待つわ待つわ。2時間3時間待ちはザラ。写真は今日の小金井市役所だけど、業者が審査室からあふれ、階段廊下にズラー!待ち時間約3時間。待っている間は行列だから、途中まで立ちつづけ。便所にもいかれない。疲れ果て座り込むじいさんも・・・。

今のところ俺の最高新記録は、千代田区の6時間待ち。朝9時前に受付をして、審査が終わったのが午後3時過ぎ。二番目は足立区の5時間待ち等など。一日一個所しか回れないから、9月中旬から12月までこの仕事につきっきり。待っている間はずっと読書だから、読書量が増える。本代がかかる・・・。

だからといって、「おたくが今度の入札の指名を受けましたよ」という連絡は一年に2回から3回くらいしかない。こういう実績にならない仕事を続けなければならない営業マンはつらいよ。